現代数理統計学(竹村彰通 創文社 p34 問2 解答)
問) を離散確率変数としとおく。の確率変数を用いて 定義したの期待値がに一致することを示せ。
解答) 以下のような指示関数
を定義する。この指示関数を用いると
と表せる。さらにはただ1つのに対応するため、を固定した場合、
と表せる。以上の関係式を用いると、
となる。はがに属する確率であり、の確率関数 に一致する。よって
が示された。
以上
問) を離散確率変数としとおく。の確率変数を用いて 定義したの期待値がに一致することを示せ。
解答) 以下のような指示関数
を定義する。この指示関数を用いると
と表せる。さらにはただ1つのに対応するため、を固定した場合、
と表せる。以上の関係式を用いると、
となる。はがに属する確率であり、の確率関数 に一致する。よって
が示された。
以上