2019年統計検定1級応用(理工学)問3答案
誤りのご指摘などコメント大歓迎
小問[1]-1
- 因子の主効果について値を計算せよ。
因子の自由度
因子の自由度
因子の自由度
因子の自由度
全体の自由度
なので、
誤差の自由度
である。
誤差平方和は直行表の列それぞれの平方和の和なので、
誤差平方和
である。よって、
因子の値
因子の値
である。
小問[1]-2
- 完全無作為化実験の実験順序の例として適切な順序はどれか?
{No.1とNo.2}、{No.3とNo.4}、{No.5とNo.6}、{No.7とNo.8}、はそれぞれの組において要因と要因の水準の組み合わせが同じなので、連続実験は避けたい。よって、連続していない順序2が適切である。
小問[2]
- 交互作用の値を計算せよ。
交互作用は列に割り当てられる。よって、
交互作用 の平方和
交互作用 の自由度
である。
誤差平方和は直行表の列それぞれの平方和の和なので、
誤差の自由度 全体の自由度 因子の自由度 因子の自由度 因子の自由度 因子の自由度 交互作用の自由度
誤差平方和
である。よって、
交互作用の値
である。
小問[3]
- 因子を次因子、因子を次因子とした分割実験をする場合に適切な順序はどれか?
次単位が連番の順序を選ぶ必要がある。その条件を満たす順序は順序1と順序4である。さらにこの中で完全無作為化実験の順序として適切な順序、すなわち次単位で順序が無作為なのは順序4である。
小問[5]
- 次誤差、次誤差ともに無視できないものとして、因子の値を計算せよ。
反復回数(次要因)は回であり、それは列に対応する。
よって、次誤差は列に対応する。。すなわち、
次誤差の自由度 次要因と要因の交互作用の自由度
次誤差平方和
である。次誤差は以上で唯一割り当てられていない列に対応するので、
次誤差の自由度 全体の自由度 次要因の自由度 因子の自由度 因子の自由度 因子の自由度 因子の自由度 次要因の自由度
次誤差平方和
である。次誤差は因子に対応し、次誤差は因子に対応するので、
因子の値
因子の値
因子の値
因子の値
である。
計算方法だけはわかった。その背後にある理屈はこれから要勉強。